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体のトリセツ(取扱説明書) 第9回;便秘を治す(4)

 便秘を治したいと考えられている方は、多いと思います。今回は、肺病を患っていたり、デスクワークの多い方の便秘の治し方をお話します。
 宿便を患っている人は、足三里上巨虚に加え、列穴中府を押しながらしっかり揉むと、便の出が良くなります。これは、肺と大腸が繋がっているからです。喘息などの肺病を患っている人は、肺病の治療がうまくいけば便秘も改善します。下剤を使い続けると大腸が弱り、引いては肺の病も悪化させてしまうかもしれません。
 次に、デスクワークの多い仕事で、便は硬くはないが出にくく、お腹が張っておならが多い方の対策を考えましょう。足三里上巨虚、さらに気海合谷を押してください。便の出が良くなったら、合谷をしっかり押し揉みして、1)半夏厚朴湯+麻子仁丸、あるいは2)通導散を試してください。デスクワークの多い方の対策を同時に行っていけば、漢方薬は使わなくても便秘しない体に戻っていきます。

*気海;仁脈に属し、臍下1.5寸にある。