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糖尿病論 第4 低脂肪非低筋肉、非低脂肪低筋肉 4-22~4-26 治療を論じる、穀物1 2015, 10.29

4-22
 穀物、米、小麦、大麦、ライ麦、キビなど草の種子にして、主食を形成する。エネルギー源であり、そのほとんど、炭水化物に由来。因りて、蛋白質や脂質含量少なし。
 全粒粉の穀物、NaやCa、 ビタミン、シスチンやりジンなど少なし。而して、精白米などの表削りし物、栄養価さらに少なし。
4-23
 穀物、消化し難く、他の食品と一緒に食すと、さらに難し。それ故、血管への糖移動穏やかなるも、体への負担大きく、消化能力低き者、体液汚れやすし。たとえ、穀物不摂取でも、生存可なり。而して、食習慣、薬物使用の有無など考慮し、摂取量減考えるべし。
4-24
 穀物、インスリンの働き弱き時、食前後の血糖変動司る。体を蝕む血糖変動抑えるため、食べ方考えるべし。ただ、α-GIやDPPIV阻害薬使用のみ考えることなかれ。
4-25
 穀物、蛋白食品や酸性食品との相性悪し。消化吸収遅れ、血糖増加抑制をみる者あり。もし、HbA1c下がると言えども、喜ぶことなかれ。体への負担、体液の汚れ防ぐため、良き食事法、考えるべし。汚れし体液の中で、健康と本来の寿命を保つ細胞
なし。
4-26
 問い、“朝食は、コーンフレークに牛乳をかけて食べています。手軽で、栄養もあり美味しいです。また、血糖も下がって来たようです。糖尿病患者さんに向いているように思いますが、どうでしょうか?”
 答え、“最初に、心に留めておいてください。血糖を下げるために食事をしているのではありません。少ない負担で、必要な栄養をとる。そして、満足感を味わうために食事をしましょう。2つの食材は、多くの栄養素を含んでいますが、いずれも消化の悪い食材です。さらに、これらの食材を混ぜることで、炭水化物と蛋白質の消化は、極めて困難になります。体内で腐敗していけば、食品としての価値が損なわれるだけではなく、有害です。野菜サラダを食べ、無調整の豆乳を飲み、コーンフレークをよく噛んで食べれば、血糖変動も体液の汚れも減るでしょう。”
at 2015/10/29 13:42:37