糖尿病論；第４　低脂肪非低筋肉、非低脂肪低筋肉　4-64~4-68　治療を論じる、運動を始める　 2016, 1.85

4-64
　運動準備整いし者、３分から１０分、２０分、３０分と歩行時間徐々に延ばすべし。３０分超える歩行易き者、走ること可なり。走行用靴履き、歩行中に数分から始め、徐々に延ばしていくべし。サイクリング、水泳、ゲーム行うのも宜し。
　運動頻度、週４回以上を心がけるべし。少しばかり体調すぐれなき時、３分ほど歩き回復なければ、中止すべし。運動中、不快な症状ある時、中止しその訳探るべし。運動後の爽快感無き者、その訳探り、対処すべし。
4-65
　低血糖の心配少なき者、禁忌の時間知り、手順に隋い運動すべし。禁忌時間とは、１）起床後直ぐ、２）食後直ぐ、３）体調が悪き時、天候悪き時なり。
4-66
　低血糖の可能性ある者、まず、時間決めるべし。食前は避けるべし。ただ、朝食前、水を飲みトイレ済ませば可なり。また、食事し、３０分～６０分経てば可なり。必ず、病名を記した手帳、砂糖かブドウ糖、携帯すべし。
　インスリン、SU剤など低血糖起す薬物服用せず、然るに低血糖起す事あり。運動前後や運動中の血糖変動知ること、危険減らす術なり。低血糖起せし時、必ずその訳探り対処すべし。運動後数時間して、血糖下がること稀ならず。
4-67
　歩行や走行中あるいは後、数分間の筋トレ行う、体液の浄化能高める。有酸素運動と筋トレの実践、難しきことにあらず。
4-68
　運動続けし者、爪色や顔色などの変化チェックし、その効果を自覚せよ。体液の浄化、適切な運動により叶えられる。低血糖、恐るる事なかれ。その訳悟れば、恐れることなし。

at 2016/01/08 18:39:26

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