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糖尿病論、1型糖尿病;第2食事療法、蛋白質 2-21~2-24 2016, 10.12

2-21
 糖質ほとんど含まず、故に、血糖値への影響なしと考える、これ思慮無きなり。食材に含まれる脂質、必ず考慮すべし。
2-22
 インスリンの働き弱める力あり。その力、脂質ごとに異なる。飽和脂肪酸や酸化脂肪酸多く含む脂質、インスリンの働き確かに弱める。脂質の選択、調理法によりこの悪しき働き、弱める事可なり。
2-23
 オリーブオイル、飽和脂肪酸多くはなく、熱加えても酸化され難く、冷暗所での長き保存後も酸化少なし。故に、血糖値に与える悪しき影響少なし。
 飽和脂肪酸多き肉、脂身切り落とすことで対処せよ。脂身の少なき牛肉と言えども、その悪しき影響、皮を除いた鶏肉より強し。
 多価不飽和脂肪酸多く含む植物油、酸化し易く、火を加えれば、酸化さらに進む事知るべし。
2-24
 酸化脂肪酸や飽和脂肪酸多き脂質、インスリン作用妨げ、血糖コントロール乱す。インスリン量増やせば、血糖乱高下の始まりとなる。また、蛋白質と脂質多き食材、糖質多き食材と共に食せば、極めて消化し難し。故に、インスリン作用に干渉し、血糖コントロール難しくする。
 
at 2016/10/12 16:30:52