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糖尿病論;第5 低脂肪低筋肉 5-32~5-37 下痢を治す 2016, 5.12

5-32
 食事をすると、腹張り泥状便排泄す。天枢と足三里押し、六君子湯と少量の整腸剤与えよ。
 腹部の冷えと痛み伴い、舌を診れば淡呑で白滑苔、人参湯+ブシを与え、天枢と三陰交を低温火傷に注意し温めよ。
5-33
 食欲なく、腹鳴とゲップ、ストレスや緊張で悪化する下痢あり。脈を診れば弦、柴苓湯を与え、太衝と天枢を押せ。
 胸脇部の張痛、悪心嘔吐などの消化器症状、外陰部掻痒感あり。脈を取れば弦滑数、舌を診れば黄じ苔なら、黄苓湯与えよ。発汗なく尿量減続けば、黄疸となる。
5-34
 腹や手足の冷え、足腰の衰えありて下痢す。太渓と命門温め、人参湯+ブシを与えよ。動悸や咳し、尿量少なく浮腫ありて下痢す。真武湯+ブシと整腸剤与えよ。
5-35
 手足に熱感、寝汗、浮腫ありて、尿量少なく下痢す。猪苓湯+整腸剤与えよ。
5-36
 風邪症状に下痢あり。臭い少なく項背部のこりや痛みあれば、葛根湯与えよ。臭い強く、肛門灼熱感、喉の渇き、尿黄あれば葛根苓連湯与えよ。
5-37
 体が冷え、自ら汗出でて下痢する者、治し難し。四逆湯与え、太渓、命門、然谷温めよ。低温火傷には注意せよ、治り難し。
at 2016/05/12 13:54:52