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眠れないので薬をください No7 2020,9.18

条文103に、太陽病、経を過ぐること十余日、反て二三之を下す。後四五日柴胡の証仍在る者は先ず小柴胡湯を与う。嘔止まず、心下急、鬱鬱微煩する者は未だ解さずと為すなり、大柴胡湯を与え之を下せば則ち癒ゆ。とあります。やはり、眠れなくなるとは書かれていません。
 嘔止まず、心急下とあります。邪気は胃壁内に侵入したと考えます。鬱鬱微煩するとあります。邪気が胃壁へ向かう場合は心へ流れる熱(陽気)は少ないのです。従って、不眠とはならないでしょう。
 不眠は、熱が心経脈(あるいは経別)を通り、脳へ流れていくと起きることが分かりました。
 不眠の原因で多いものが、もう一つあります。血液の滋養力が低下し、睡眠に関与する部分が乱されると、不眠になります。条文86に、衄家は汗を発すべからず。汗出ずれば必ず額上陥し、脈急緊し、直視して眴す能わず、眠るを得ず。とあります。鼻血が治らないのは、脾が弱っている(脾不統血)可能性があります。また、肝の陰液が変化している可能性が高く、血液の滋養能力も落ちているでしょう。
 鼻血が続いている
  →脾、肝、心に負荷がかかっている
 発汗する
  →脾、肝、心への負荷はさらに強まる
   病的な気は経脈(や経別)を通り、病変がある花の方向へ
   向かいやすい。
     血液による滋養不足に陥った
      額を病的な肝気が通る 
額上陥
      目を病的な肝気が襲う 直視する
      睡眠に関わる部位を病的な肝気が襲う 眠るを得ず
      瞼を病的な胃気が襲う 旬す能わず
      疲れた心を病的な肝気が襲う 脈急緊し

at 2020/09/18 15:23:42