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便が出ません。薬をください。No1 2020,9.30

 糖尿病患者さんで、便秘を訴えられる方は意外と多いようです。原因を考え、治療したいものです。下剤を長期間服用すると、効きが悪くなるだけでなく、腸管を傷つけてしまうかもしれません。
 条文207に、陽明病、吐さず、下さず、心煩する者は調胃承気湯を与うべし。とあります。邪気は胃壁に侵入し(既に不活化している!?)、未だ脾(絨毛、門脈、・・・)への影響は少ないと考えます。吐さず、下さず、心煩する、と言っていますので、胃に集まった陽気(熱)は、主に脾経脈を通り、心へ向かったようです。

   大椎 咽 心            :胃絡脈
                   →:胃経別
   胃に集まった熱→脾       :脾経脈
                       →:胃経絡脈

 この段階では、胃での陽気の鬱滞は少なく、大腸へ流れる容器は増加していないでしょう。
  --->大腸は熱を持たず、便はまだ硬くない。

*経脈の流れ
                    神庭
迎香-->睛明-->承泣   ↑
              ↓    ↑     →手陽明大腸経
天鼎             ↓ →→→      足陽明胃経
↓↖            欠盆
肺              ↓↘
↓   商陽        胃
              ↓↓
大腸

調胃承気湯とは、いかなる方剤でしょうか?次回、詳細に分析します。

at 2020/09/30 16:53:44