糖尿病論;第1 序論 二つの種族 1-1~1-6 2019, 3.27
第1 序論 各地域に糖尿病の診断基準あり。自覚症状、血糖値、ヘモグロビンA1cをその拠り所としている。これらに目を向けても、この病気の真の姿に迫ることはできないだろう。名称が示している、尿糖にこそ目を向けるべきだと考える...
Dr.野田の診療日誌 No.5-2 食直後の空腹感を除く 2016, 11.16
トマトスープを美味しくすることは、簡単です。美味しいブイヨンか鳥がらスープの素 を買ってきて加えればいいんです。しかし、2つの問題があります。ひとつは、体に害を与える添加物(化学物質)が含まれている事です。もうひとつは...
Dr.野田の診療日誌 No.5-0 食直後の空腹感を除く 2016,11.2
ある日、境界型の女性患者さんが来院され、“糖尿病にはなりたくないんです。どうしたら良いのですか?”と尋ねられました。発症を遅らせる手はいくつかありますが、100 %防ぐ事は出来ません。でも、必要...
Dr.野田の診療日誌 No.5-1 食後の空腹感を除く 2016,11.2
野菜サラダを添える事で、食後の空腹感を減らす事が出来ます。そのポイントは、2つです。 油の質と塩分量に気を配る。オリーブオイルか菜種油が無難でしょう。パスタに油を使っているので、少なめがよいでしょう。また、塩分が多いと...
Dr.野田の診療日誌 No.4 偏頭痛を治す 2016,10.17
若い女性が片頭痛の薬を求めて来院された。確かにトリプタン系薬剤はよく効きますが、片頭痛を治してはくれません。また、頻度が多いと、高価な薬物なので、経済的に負担となります。当然、治す事を考えるべきでしょう。 治療法につい...
糖尿病論、1型糖尿病;第2食事療法、蛋白質 2-21~2-24 2016, 10.12
2-21 糖質ほとんど含まず、故に、血糖値への影響なしと考える、これ思慮無きなり。食材に含まれる脂質、必ず考慮すべし。 2-22 インスリンの働き弱める力あり。その力、脂質ごとに異なる。飽和脂肪酸や酸化脂肪酸多く含む脂質...
Dr.野田の診療日誌 No.3-3 糖尿病が良くなる時 2016, 9.29
2)何故、体重減少は僅かだったのに、高血糖が改善したのか? 脂肪細胞の脂肪蓄積能が高まり、筋肉の質が改善すると、高い血糖は低下します。この方は、多めの食事量はしっかり減らされ、週3~4回、1時間以上歩かれ、簡単な筋トレも...
Dr.野田の診療日誌 No.3-2 糖尿病が良くなる時 2016, 9.27
1)- - -。この3つの病気の原因は同じなのか? 体重が5%以上減ると、多くの場合、脂肪細胞中の脂肪量も減ります。この事は大きな意味を持ちます。つまり、脂肪細胞の貯蔵能力が高まり、余ったカロリーは脂肪として、脂肪細胞...
Dr.野田の診療日誌 No.3-1 糖尿病が良くなる時 2016, 9.13
1)何故、体重を減らすと、血糖、血圧、コレステロールが低下するのか? この3つの病気の原因は同じなのか? 食事をし、カロリーが余って肥る、現代ではよく見かける光景ですね。覚えておいてください。通常は、余ったカロリーが脂...
糖尿病論、1型糖尿病;第2食事療法、野菜 2-17~2-20 2016, 9.13
2-17 野菜摂取の意義、まず、ミネラルとビタミンと食物繊維を含む水を取ることにあり。次に、最初に食すれば、食欲と血糖のコントロールおこない易し。 2-18 野菜サラダと主菜食し、最後に穀類よく噛んで食せ。糖質の胃排泄緩...
Dr.野田の診療日誌 No.3-0 糖尿病が良くなる時 2016, 9.9
アメリカ糖尿病協会の雑誌“Diabetes Forecast”に、体重を5~10 %落とすと、血糖や血圧やコレステロールが確実に低下すると記載されていました。確かに、肥満気味の患者さんが運動を始...
Dr.野田の診療日誌 No.2-1 アレルギー性鼻炎が治った 2016, 9.5
1)何故、風邪を治すために出した漢方薬が、5年間も続いたアレルギー性鼻炎を治したのか、しかも僅か3日で? 五虎湯は、麻杏甘石湯に咳止めの桑白皮を加えた漢方薬です。おそらく、この者さんの鼻炎は、肺に熱が鬱していたのが原因だ...
Dr.野田の診療日誌 No.2-0 アレルギー性鼻炎が治った 2016, 9.1
【当院治療中の70歳代の女性が来院され、咽の痛み、咳、鼻水を訴えられた。空腹時血糖 190 mg/dl、HbA1c 8.5 %、網膜症や腎症なし。高脂血症なし。】 咽の痛みと咳が主な症状であり、以下の漢方薬を処方した。...
Dr.野田の診療日誌 No.1-2 血糖降下剤を使う 2016, 8.30
薬を飲んだら、300(mg/dl)あった血糖が100(mg/dl)になった。この時、“血糖200(mg/dl)は、どこに消えたのか?”と考えてみましょう。 SGLT2阻害剤なら、尿と共に糖が体の...
Dr.野田の診療日誌 No.1-1 血糖降下剤を使う 2016, 8.29
1)何故、インスリン治療を行わなかったのか? 1つは、患者さんが望まれなかったからです。1つは、我流ですが、既に食事療法と運動療法を行っておられ、少量のSU剤でうまくいきそうな予感がしたからです。 2)何故、少量のSU...